読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

キーワード!労災・労災事故ニュース

労災や労災事故をキーワードに気になるニュースをまとめています。

馬が激突、軽種馬牧場の従業員死亡 日高管内 4頭突然走り出す

 【浦河】日高管内の軽種馬牧場の従業員1人が9月、馬に激突され死亡する労災事故があったことが分かった。浦河労働基準監督署によると、馬による死亡事故は過去15年間起きていなかったという。今年に入り、日高管内の労災事故全体の件数はハイペースで推移し、同労基署は事態を重視。日高軽種馬農協などと合同で、再発防止に向け、13日から牧場への巡回指導を強める。

 同労基署によると、死亡事故は同管内の牧場内の放牧地から厩舎(きゅうしゃ)に馬を引き戻す際に発生。従業員4人が馬を2頭ずつ引いていたところ、馬4頭が突然走りだし、強くぶつかった40代の男性従業員が死亡した。

 今年に入り、日高管内7町で起きた労災事故は9月末で125件(前年同期105件)。うち軽種馬牧場は69件(同53件)と最も多い。こうした事情から、同労基署は9月1日に日高東部の牧場主ら30人を集め、労災防止マニュアルを配り、作業中の安全管理の徹底を求めたが、件数は減らず、今回の死亡事故が起きた。

 このため、同労基署は13日から11月下旬まで、管内3地域の牧場に担当官を派遣し、マニュアルに基づいた労災防止のための取り組みを点検する。

 浦河町の牧場主の男性は「馬はささいなことでパニックを起こす。人手不足も影響し、現場には年配者も多く、事故につながる危険性が高い」という。同労基署は「馬が興奮した際には、馬からすぐに離れることが労災防止には大切」として、牧場主に対応を徹底させる方針だ。

馬が激突、軽種馬牧場の従業員死亡 日高管内 4頭突然走り出す | どうしんウェブ/電子版(道央)