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キーワード!労災・労災事故ニュース

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兵庫県内の労災死50人 全国ワースト2位

 兵庫労働局は、2015年に兵庫県内で発生した労働災害による死者数が50人(速報値)だったと発表した。前年に比べて7人増え、都道府県別では北海道の63人に次いで、全国ワースト2となった。陸上貨物運送業における急増が全体を押し上げ、安全対策の不徹底などを原因とする事故が多かったという。(桑名良典)

 死者数を業種別でみると、陸上貨物運送業が11人(前年比8人増)で最も多かった。次いで、10人の製造業(同1人減)と建設業(同2人減)だった。

 原因別では「墜落・転落」の14人を筆頭に、「はさまれ・巻き込まれ」(10人)、「交通事故」(8人)の順に多く、これらの三つの事故で全体の半数を超えた。

 一方、休業4日以上の負傷者数を含めた死傷者数は4215人と、前年の速報値と比べて39人増えた。ただし、15年中に発生したものの、労働基準監督署への届け出が越年した分などを加算すると、最終的には前年実績(4683人)と同じ水準になる可能性もあるという。

 業種別では、製造業が1058人が最多。続いて、陸上貨物運送業530人▽小売業499人▽建設業464人-の順だった。

 同労働局は、死者、死傷者とも前年より増えた要因について「高年齢者や経験の少ない労働者が増えた。身体感覚の衰えや、安全衛生教育の不徹底が影響したのではないか」とみている。

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