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キーワード!労災・労災事故ニュース

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ヤマト支店労災死 社員の不起訴不当 福岡第1検察審議決 /福岡

 福岡第1検察審査会は、ヤマト運輸天神支店(中央区)でフォークリフトの操作を誤り、関連会社の運転手の男性(当時46歳)を死亡させたとして業務上過失致死容疑で書類送検されたヤマト運輸の30代男性社員を不起訴とした福岡地検の処分に対し、7日付で「不起訴不当」と議決した。

 議決書によると、社員は2014年5月、フォークリフトで保冷輸送機材(約500キロ)をトラック荷台に積む際に、操作を誤り機材が転倒。荷台で待機していた男性の頭にぶつかり強く打って死亡した。

 議決書は「捜査では当時の作業状況が明確になっておらず、男性の落ち度も根拠に欠ける」と指摘。男性がヘルメットを着けず、社員が「声かけ」など合図もしていなかったことを挙げ、「会社の責任者は危険性を感じていたが、慣行ともいうべき状態に至るまで放置した」として会社側の刑事責任も検討すべきだとした。

 福岡地検の長谷透次席検事は「議決を踏まえ、必要な捜査を遂げた上で適正に処分する」とコメントした。